プロ野球選手になっても簡単に成功できるわけではない

バッティング

日本における野球の最高峰はプロ野球です。子供の頃や学生時代に野球をしていた人ならプロ野球選手に憧れたり、目指したりした人も多いでしょう。
しかし、現実にはその中の一部の人しかプロ野球選手になれません。アマチュア時代に一定の成績を残し、スカウトの目に留まる必要があります。その後、ドラフトで指名されて初めてプロの世界に入れます。しかし、プロに入ったら必ず成功できるというわけではなく、実力がないと判断された場合は継続して契約してもらえなくなります。

プロ野球の選手として成功するには、1軍でそれなりの成績を残す必要があります。しかし、入団してすぐ1軍に出場するのは難しいです。まずは2軍や3軍で一定の成績を残し、コーチなどに認められてやっと1軍に上がれます。1軍に上がったとしても既にレギュラーの選手がいますから、簡単には出場できません。投手であれば敗戦処理などで力を見てもらい、打者なら代打や代走、守備交代などのチャンスで結果を残せれば1軍に残れるようになります。

アマチュア時代にプロ級の実力があり、絶対に通用すると言われる選手でも、プロに入るとほとんど1軍で出場する機会がなく引退してしまう人もいます。それくらい成功するのが難しい世界です。

まずはプロになる実力が必要で、さらにプロの野球に溶け込む必要があります。経験がない時は死に物狂いで練習し、少しのチャンスでも結果を出してようやくレギュラーなどになれるのです。実力も必要ですが、監督やコーチ、チームメイトなどにも恵まれないと成功できないのが現実です。